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横濱J&Bオーケストラ 第23回定期コンサート 終了



11月4日(土)鶴見公会堂にて

横濱J&Bオーケストラ 第23回定期コンサートが無事終了しました。

 

大変多くのお客様がお越しくださったおかげで、

会場は満員となり、大盛況で終えることが出来ました。

本当にありがとうございます。

 

この日の為に一年を掛けて演奏を磨いてきた甲斐があり、

大変楽しい音楽を演奏することができ、

多くの方に喜んでいただけました。

 

弾き語りで活動をしている僕が、

こういうビッグバンドという形式で、演奏を出来るようになったのは、

僕を鍛えてくれた団員や先生のおかげでもあり、

お越しくださったお客様方々のおかげであります。

ありがとうございます。

 

それから個人的に書いておきたいのが、

この定期公演をもって退団した作編曲家でピアノ弾きの白石なるさんに感謝を伝えたい。

数年前の、とあるジャズバーのイベントに呼ばれて、

僕は歌いに行き、なるさんはピアノを弾きに行って、

そこでお互い仲良くなったことがきっかけとなり、

なるさんから今後の人生を大きく変えるような人々との出会いや体験を頂きました。

また、多くの音楽に関する知識を教えていただきました。

 

いまだになるさんとは音楽以外の話では盛り上がりませんが、

音楽が好きだという気持ちや、音楽に対する考え方が、

同じくらいの人にはじめて出会えたと、当時感動しました。

 

なるさんといる時はどれだけ音楽に没頭しても僕は変人にはならないし、

『水木君は音楽が好きなんだね』ということを散々色々な人に言われてきましたが、

なるさんからは言われたことがなく、これがどれだけ居心地のいいことか。

 

音楽に関する初めての理解者は白石なるさんでした。

 

憧れでもあり、リスナーとしてファンでもあり、

いつか追い抜いてやろうと勝手にライバル視をしていましたが、

もっと高みを目指すために退団されるとのことなので、

今後とも良い音楽を作ってほしいし、良い演奏をしていて欲しいし、

音楽は楽しく続けていくものだという、僕が忘れてしまいがちな大事なことを

いつでも体現している存在であってほしいと勝手ながら思っています。

応援していますので、頑張ってください。

ありがとうございました。

 

 

 

 

<1st Stage>

1.Band Theme

2.Strike up the band

3.Lullaby of the Leaves

4.The nearness of you

5.Flight of the foo birds

6.Sweet Home Chicago

7.My Romance

8.Take the “A” Train

 

<2nd Stage>

1.On a clear day

2.Musical Medley

3.Rhapsody In Blue

4.Tea for Two

5.Porgy & Bess Suite

6.Sing, sing, sing

7.港が見える丘~Ending Band Theme(Short)

 

 

今年で二年目のビッグバンドの活動ではありますが、

一年目は夏真っ盛りの八月に入団が正式に決まり、十一月の定期公演をやりましたが、

今年ははじめて一年を掛けて練習をしてからの定期公演を迎えました。

色々と感想を書きたい。

 

 

最後の最後まで大きな課題となったのは、人に合わせるということ。

弾き語りという音楽を長くやっていたから、

人と合わせる経験が少なく、そこでずっと苦しんだけど、

リズム隊全員の協力があり、僕を諦めずに鍛えてくれたおかげで、

一番最後の練習でコツをつかむことが出来て良かった。

 

なんて自分は足手まといなんだ、と落ち込み続けた一年だったが、

絶えず練習したことが実って嬉しかった。

 

ビッグバンドの音楽ではギターは裏方で、リズムを支える隠し味程度の存在なのに、

(悪く言えばいてもいいし、いなくてもいいのがギターなのですが、)

その隠し味が輪を乱すようでは、いる意味がないわけで、

何度もずれていることを指摘される度に落ち込んで練習しての繰り返しの一年でした。

いてもいい存在なんだー!って最後になれたことが嬉しかった。

 

 

そして何よりも時間を掛けて練習したのが、「My Romance」という曲。

右往左往ありつつも、結果として僕がフィーチャーされる曲となった。

フィーチャーっていうのはこの曲の主役になれるということだ。

この曲では僕だけがメロディを弾いて、アドリブをするということだった。

僕の出来が曲の出来を左右するということだった。

 

二年目でフィーチャー曲をもらえるのはとても期待されていることだと聞いた。

欲しくてもらえるものでもないということを聞いた。

 

素敵な甘い愛の詰まった曲に向き合えば向き合うほど、

この曲の隠された本性が見え隠れしてきて、

猫を被ったこの曲の意地汚い部分まで引っぺがしてやりたいと思った。

時に引っぺがすことも出来たけど、逆に自分の本性を引っぺがされることの方が多かった。

 

マイロマンスという曲を弾いている色々な人を聴いた。

何百回とこの曲を聴いた。

 

アドリブをするために必要なことが少しずつ見えてくるようになった。

でも、どう頑張ってもその必要なことを身につけるにはあまりにも時間が足りなかった。

 

新人の僕に期待を寄せてくれたそれに、

何としても応えたいと強く思った。

 

年に一度の大舞台で失敗が許されないこの曲だから、

何弾いたらいいのか譜面を書いたりしたし、

それで本番に臨みたかったのだけど、全部やめて頭を空にして臨むことにした。

 

ジャズの精神がアドリブにあるのなら、

それを新人ながら感じてみたかった。

空っぽの中で何が出来るか自分を試したかった。

 

アドリブの入りが今まで一度も弾いたことのないフレーズだった。

本番には本番のきらめきがあるんだなと思った。

 

でも、そのきらめきについていけなくなった。

こういうフレーズが繋がっていくっていうのが頭の中で思い描けても、

ギターから出る音が違うことが増えてきた。

ちぐはぐなフレーズも多くなったりした。

 

引っぺがされてしまったと感じている。

悔しくてしょうがない。

 

でもこれが今の実力なんだろうなあと思う。

すごく頑張ったんだけど、

頑張ったことで多くのことを理解することが出来たけど、

結果には残せなかったな。

 

当たり前だけどジャズマンにはなれなかったな。

っていうのが感想。

 

そもそもジャズマンではないからしょうがないっていうのは、

みっともないから思わないけど、

もっとジャズマンの真似事が出来たら良かったな。

 

とんでもなく頑張ったから悔しくて仕方ない。

来年また頑張ろうと思う。

 

 

でも、そうやって来年頑張ろう、来年頑張ろうが、

僕にはないとわかっている。

 

きっとあとほんの数年後に、僕もなるさんと同じように、

音楽の高みを目指すために、

この楽団を去ることが決まっている。

 

 

それまでは、さらにこの楽団が良い演奏を出来るように支えられるギターを弾いていたい。

僕自身単純にもっと上手になりたいし、

色んなジャンルをギターで弾きたいし、

アドリブももっと上手になりたい。

音楽の勉強ももっとしたい。

 

横濱J&Bオーケストラで求められることについていくことで精いっぱいの今だけど、

求められることに難なく応えられるようになる時か、

自分の歌の音楽活動が忙しくなる時が、寂しいが去る時なんだろう。

 

それまでは精いっぱい頑張ることにしよう。

 

 

来年はもっと歌を歌う年にすることも決めた。

ギターもたくさん弾いてやる。

 

 

とにかくだ。

今年一番の大舞台は終わった。

本当にありがとう。

 

来年はこれ以上もっと飛躍してやる。

期待してくれないと伸びないから、期待してくれ。

 

もっともっとがんばろう。